八咫烏についての覚書

tk10002004-05-25

このページが詳しい。簡単にまとめてみた。
3本足の八咫烏(ヤタガラス)は熊野の神々の使い。
咫は親指と人差し指の間の長さ=5寸=15cm。
八咫は1m強で、「大きなカラス」というニュアンス。
オオガラス(日本名ワタリガラス)は体長1mになる世界最大のカラス。
熊野にはオオガラスは生息していない。
獲物への案内人として、猟師により神格化されていった。
各地域の神話の中でカラスは太陽と結びつきが強い。
それは太陽の黒点をカラスと見たため。
足が3本なのは、中国の陰陽五行思想によるもの。三は陽数。
足はそれぞれ、智・仁・勇、あるいは、天・地・人を表わす。
オオガラスが登場する神話

カラス関連リンク(トリビア的なネタがおもしろい)

最近はもうカラスと人間の間には埋め難い溝ができてるよな。子供に擦込まれる長野県の民話も良くない。ほんとはブラック玉虫。