■今年も大道芸ワールドカップへ。今日14歳になったばかりのアラン・シュルツ君(チェコ)がめちゃくちゃすごかった。背面からの5ボール、股を通しながらの7ボールフォース、9ボールフォースってやつも初めて見た。手の辺りが残像拳みたいになってた。あまりにもすごくて、他の人の芸がかすんでしまう。特にクラウン芸の笑いのとりかたとか画一的で読めちゃうしね。
大道芸を見る前に、登呂遺跡の中にある芹沢金圭介美術館へ。型染めの人間国宝なんだけど、職人というよりはデザイナーである。とういか、(俺の中では)空海、橘右近と共に三大書聖。ヨーロッパのカリグラフィとか朝鮮半島の文字絵っぽいのから、布が靡くようなオリジナルのレターまですべて完璧。バス停前のお土産屋さんで「如」の風呂敷(と埴輪一つ)を買った。美術館は白井晟一設計。それもまた素晴らしかった。